皆さんこんにちは。エイチ・ツー豊洲店アクア部門担当の中村です。
今回は生体紹介7回目。来店のご参考になれば幸いです。
それでは紹介していきます。
●カラシンの仲間
●インパイクティスケリー ¥380
学名 Inpaichthys kerri
側面に走る1本線が特徴のブラジル原産テトラです。
成熟するにつれ濃い青色を放ち、体側上側はほぼ青色になっていきます。
昔ブラジルから皇族に贈られたテトラである事から、ロイヤルテトラの別名があります。
●スネークヘッドの仲間
●レッドコウタイ ¥6,000
学名 Channa asiatica
コウタイという中国等にいるスネークヘッドの仲間。
体を覆う縞模様と銀色の斑点が特徴で、漢字だと七星魚と書くそうです。
今回の子は、そんなコウタイの中でも綺麗な赤みを帯びた、少し珍しいタイプです。
●海水魚
●サザナミヤッコ(幼魚) ¥7,700
学名 Pomacanthus semicirculatus
サザナミヤッコというキンチャクダイの仲間の幼魚です。
大和名の由来になった波紋のような模様が特徴ですが、子供の頃は、黒い体に青や白の不規則な線模様を持ちます。
口が小さいので、餌のサイズには注意。
●オトヒメエビ ¥1,500
学名 Stenopus hispidus
紅白の派手さと長い触角、長いハサミ脚が特徴のエビです。
自然界では魚の体表に付いた寄生虫を食べるといった掃除屋さんの性質があるようです。
水槽内での様子を見ていると岩陰から触角だけ出している姿をよく見ます。どうやらレーダーアンテナのようにしているようで、場所によっては海でもそんな風に過ごしているかもしれません。
肉食なので、エビより小さい同居人は気をつけましょう。
●ハナミノカサゴ ¥6,600
学名 Pterois volitans
水族館でも目にすることが多いであろう、赤茶色の華やかな縞模様を持つカサゴの仲間です。
基本ゆったりしているので、水質変化を起こさなければ飼育しやすい種類です。エサは活き餌がメインになります。
有名な話ですが、この種類は毒を含む棘を持ちます。刺されなければ何も問題無いので、刺さらないようにだけ気をつけましょう。
●ハタタテダイ ¥7,500
学名 Heniochus acuminatus
白黒黄色の縞模様に、スッと伸びた背びれの棘が特徴的な魚です。
名前の「ハタタテ」はこの棘が「旗を立てているように見える」といった事から付けられました。
人工餌をよく食べるため、比較的飼育しやすい種類です。
サンゴを食べるため、サンゴ水槽にはちょっと難しいです。
ちなみに、とても似た種類に「ツノダシ」という魚がいますが、あちらは科が違う全くの別種。
体の形状、尾ビレの色、吻の模様で見分けられます。
以上で紹介を終わります。
夏も終わりましたが、まだ暑い日が続きそうです。体調にはお気をつけください。
それでは、ご拝読ありがとうございました。