皆さんこんにちは。エイチ・ツー豊洲店アクア部門担当の中村です。
今回は生体紹介の三回目です。「こんな子いるんだ~」と参考になれば幸いです。
それではご紹介していきます。
●ペンシルフィッシュ
●マジナータス・ペンシル ¥750
学名 Nannostomus marginatus
別名ドワーフペンシルの名でも呼ばれる小型のペンシルフィッシュです。
大きさは大体3cm程で、ペンシルの名の通り細い体と赤みを帯びるヒレが特徴です。
飼育は特に難しくなく、実は苔を食べるので苔のちょっとした予防もできます。
そうでなくとも、少しまるっとした体が可愛らしいのでおススメです。
●バジスの仲間
●ブラックフェイスダリオ ¥580
学名 Dario sp
一度は聞いたことあるかもしれない、スカーレットジェムと同じ属の種類です。
名前の通り全体的に暗めで、縞模様や頭部側がはっきり黒くなるのが特徴です。
ちなみに、発色は他のオス、もしくはメスといる時の方が良いです。いいとこ見せたいのは皆一緒みたいですね。
飼育する上で特段難しい部分は無いですが、餌付きにくく生餌が必要な場合がある、水質悪化に弱いなど、細かい面で注意が必要です。
●シクリッドの仲間
●ぺルマト ¥480
学名 Pelvicachromis pulcher
流通するアフリカ産ドワーフシクリッドの中でも一般的な種類。
飼いこむと発色がよくなるタイプで、オレンジや黄色に染まる各ヒレ、黄色に染まる頭部など、見ていて楽しい色合いを持ちます。また個体により模様の強弱が異なり、非常に個性が出るのも特徴です。ちなみに、発情したメスは腹部が赤くなるのですが、通常のオスも赤くなったりします。
飼育はやりやすく、少し水質に神経質な部分があるのでそこに注意する位です。あとは、気性が荒い方なので、隠れ家があるといいでしょう。また、水槽内のアオミドロやラン藻等の苔を食べてくれる一面もあります。
●コイの仲間
●チェリーバルブ ¥280
学名 Puntius titteya
“バルブ”と呼ばれる、熱帯魚のコイの仲間です。
名前の通りの赤い体に黒い1本線が特徴で、飼いこむ事でより赤くなっていきます。
また、いつの間にか水槽に現れるカワコザラ貝といった貝を食べてくれる掃除屋さんの一面もあります。ただ、口に入らない大きいものは食べられません。
飼育についてはやりやすく、注意点は大食いでフンをよく出すので、水が少し汚れやすい位です。
掃除屋さんとして入れるもよし、赤を活かして派手さを出すのもよしです。
●海水魚
●ハタタテハゼ ¥1800
学名 Nemateleotris helfrichi
図鑑や水族館で目にする機会も多いであろう、小型のハゼの仲間です。
名前の由来である旗のように伸びた背びれや、赤と白のグラデーションが目を引く体色が特徴。また、自分で穴を掘って隠れ家を作ったりします。岩に隙間や隠れ家から顔を出す可愛らしい姿が見られるかもしれません。
飼育はやりやすく、水質変化にもそこそこ耐性があるので、海水初挑戦の時にも名前がよく挙がります。ただ、基本大人しいのですが、近縁種とはケンカしやすいので注意。
●ミナミハコフグ ¥5,980
学名 Ostracion cubicus
水族館やダイビングで人気の高い、ハコフグの仲間です。
一般的な種類である”ハコフグ”と比べると、黒斑が大きく少ない、黄色が暗い、といった差があります。
ちなみに、この黄色い姿は子供の姿で、成長すると灰色に近い黄褐色になり、がっしりした体になります。その上40cm近くまで成長します。小さくて可愛いと思っていたら色変わってデカくなって君誰…? 状態にならないように大人の姿も知った上でお迎えください。
飼育については少し難しいです。食べるのが苦手、強い水流が苦手、強いストレスを感じると毒を出すetc…といった具合で、子供の時はそこそこ気を使います。なるべく広く、負担の少ない環境がいいでしょう。特に、毒は水槽だと自分ごと同居生物を全滅させる可能性が高いです。ゆったり飼育しましょう。
以上6種をもちまして、今回の紹介を終わります。
気になる子がいたら、是非お越しください。ご来店お待ちしております。
ご拝読、ありがとうございました。